真冬の秋田県は予想以上にハンパない! 乳頭温泉郷  鶴の湯の旅《前編》

真冬の東北はハンパなかった!

鶴の湯予約は、直接電話か「日本秘湯を守る会」からがベター

2022年の冬に、秋田県にある秘湯、乳頭温泉郷「鶴の湯」に初めて泊まってきました。

記念すべき第一回は、この名湯をレポートします!

BSテレビ「ゆったり温泉ひとり旅」で紹介されていたのを見て、是非、300年以上の歴史を持つ「鶴の湯」に行ってみようと思い、早速、じゃらんや楽天トラベルで予約を取ろうとしました。

ところがなんと。

予約が全くとれません!

それもそのはず、「鶴の湯」と言えば、いまや日本の枠を超えて、アメリカ、ヨーロッパ、アジアなど、世界から取材に訪れるほど大注目の温泉宿。

部屋数もわずか34室。

ましてや冬の雪景色の時期となれば、一年中でもっとも風情が抜群です。

なので、一般の旅行会社ルートから予約をとるのは、かなり難しいです。

鶴の湯の公式ホームページを調べてみたら、直接宿に予約の電話を入れて予約をするか、または日本秘湯を守る会」のホームページから予約を取らなくてはならないとのこと。

鶴の湯の予約を取るなら、直接電話で予約か「日本秘湯を守る会」からがお勧めです。

さっそく、夏ごろに鶴の湯に直接電話をしてみました。

優しい声のご主人が電話にでてこられ、空いている日を調べてもらったら、本陣の間(大露天風呂が目の前)はずっと満室で、新本陣の間なら、まだ少し空席があるとのこと。

それでも、3ヶ月先の予約でしたが、囲炉裏がある部屋が良かったので、新本陣の間を予約しました!

そして、いよいよ当日が近づいてきました。初めての秋田県上陸なので、ワクワクして期待に胸をふくらましてきました。

しかし、世の中何があるかわかりません。

前日に、秋田の天気予報を見てみると、「暴風雪」とあるではありませんか!もう、雪ダルママークの帽子がぶっ飛んでます!↓

 

いったい、この先どうなるのでしょうか?

でも、心配しててもしょうがない。

不安を胸に迎えた当日。

東京駅、朝9時08分発の秋田新幹線こまち11号に乗り込みました!

この新幹線「こまち」フォルムを見ていると、昔大好きだった初代「ウルトラマン(ウルトラQも好きでしたが)」をついつい思い出してしまいます。

冬の北国は突然 交通マヒの可能性があり

東京駅で買った、助六寿司をつまみ、角ハイボールを飲んで、いきようように窓からの景色を眺めてると、

いきなりの車内アナウンスが。

聞き耳を立てて聞いていると、どうやら「先発の他の新幹線こまちを含め、秋田県内の停電の影響で盛岡~秋田間では全線運転を見合わせてます。だって!

このまま停電が解消されなければ、

この「こまち11号は行き先(終点)が、盛岡止まりとなります。」とのこと。

「え~~!まじですか~~‼ 盛岡に宿は取ってないぞ ど、ど~しよう・・・」

その瞬間、「衝撃車内アナウンス映像」がこちらです!(23秒)↓

 

相方と相談していたら、しばらくして、

停電が解消されました」喜びのアナウンス

「よっしゃ、助かった~!」

冬の北国では、こういうアクシデントがあるので、注意が必要です。

気が付けば、窓の外は一面の雪景色。カラーで撮っても、モノクロトーンになってしまいます。

そして、田沢湖駅に遅れることなく11時59分に無事到着。

田沢湖駅で「田沢湖 龍神まつり(7月開催)」に登場する「辰子龍と八郎太郎龍」が展示されていました。

 

辰子龍と八郎太郎龍は、田沢湖にまつわる「辰子姫伝説」を再現する演奏で湖上で舞うそうです。

そこから、田沢湖駅前のバス乗り場から羽後交通バスに乗りこみ、田沢湖経由で「アルパこまくさま」まで移動します。

途中、田沢湖の脇を通過します。たつこ像は、バスの中からは残念ながら見えませんでした。

12時59分「アルパこまくさ」到着です。ここからは、宿の送迎バス(無料 要予約)に乗り換えます。

そこから、さらに山道を15分程くねくね登ります。

そして、13時20分 ついに憧れの「乳頭温泉郷 鶴の湯」に到着しました!!  

到着時の鶴の湯正門前の動画です!↓(ショート動画34秒)

キャリースーツケースはダメ、完全冬装備の服装で!

真冬に鶴の湯に行かれる時は、服装は上から下まで寒さ対策を充分に、完全防備で行きましょう!

帽子(毛糸系で耳が隠れるもの)、マフラーやネックウォーマー、手袋、ダウンなどの防寒着、下着もヒートテック用、滑りにくいブーツ(滑り止めがあるのが望ましい)、カイロなど。

そうすると、だいたい、こんな感じになります!↓

あと、荷物はキャリーケース(キャスターがついているもの)は、雪道では移動が大変ですのでやめましょう!

下の写真の方も、同じバスで乗って来た方で「私、何でこんなもの持ってきてしまったんだろう?」と後悔していました。

私達は、荷物をリュックに入れて、背中にしょって移動していました。

リュックタイプは、万が一、転んだときも両手が使えるので、大変に便利です。

 

さて、いよいよ温泉と部屋、食事のようすは、

後編へと続きます!

ご期待下さい!

 

 

 

 

 

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