高知県の四万十川には、鯉のぼりたちも予期せぬハプニングが待っていた!

今回は四国も3県めです。10時37分、いよいよ高知県の「高知駅」に到着しました。

高知駅のホームには観光列車「志国土佐時代の夜明けのものがたり」が止まっていました。かっこいいですね。これもいつか乗ってみたいです。

さて、これからあの坂本竜馬の像がある桂浜に行ってみようとおもい、どうやって行くのがいいのか南口駅前にある観光案内所「とさてらす」に入って聞いてみました。

こちらでは、荷物の一時預かってくれるサービス(有料:1個に付き500円、当日17時30分まで)、また、宿泊施設まで届けてくれるサービス(1個1200円)もあります。なので、私達も早速こちらで荷物を預かってもらい、身軽になってから高知観光することにしました。

とさてらすに聞いてみると、「はりまや橋、牧野植物園、桂浜など高知市内の観光スポットを回るなら周遊バス「MY遊バス(まいゆうばす)」がお得で便利です。」とのことだったので、こちらを利用することにしました。MY遊バスは掲示で路面電車(市内均一区間)運賃無料、特典協賛施設の入場割引などの特典もついています。平日と休日のダイヤが違うのでご注意下さい。料金は桂浜までは、大人1300円、五台山までは900円、子供はその半額です。時刻表などは上記のリンクを参照ください。

こちらが「MY遊バス乗車券」です。裏側には月と日付けがあり、利用当日の部分をスクラッチして削った部分を乗車時に掲示します。
乗り場は、こちらのとさてらすのすぐ横「こうち旅広場」から乗ることができます。(写真がMY遊バスとバス乗り場)さっそく、乗車しました。

今日は、天気も良くて暖かくて良かったです。

桂浜に行く途中に、五台山という山頂から高知の街並みがよく見える山を登って行きます。こちらには、あの朝ドラ「らんまん」の主人公の牧野富太郎博士が作った「高知県立牧野植物園」があります。時間がなくて、私達は行きませんでしたが、この時期、たくさんの来園者で賑わっていました。今年も朝ドラ「あんぱん」のモデルのやなせたかしさんも、たしかまた高知県でした。高知県すごいですね。

そして、いよいよ見えてきました。土佐湾、桂浜の海です。

終点「桂浜」でMY遊バスを降りて、ここから桂浜公園に入り、瀬戸砲台場跡、坂本龍馬顕彰碑、田中桃葉記念碑の脇を歩いて行くと、見えてきました。坂本龍馬像です。けっこう大きいです。いや~存在感、あります。下から見上げると、まさにこれぞ坂本龍馬って感じです。(意味わからん(;^_^A)

写真のように、人と比べても台の高さにも届きません。この日は竜馬の顔がよく見える高さまであがれる展望台(有料でした)が設置されていました。

誰かが竜馬の真似して、懐に手を入れていますけど。

ところで、竜馬が懐に手を入れているのは、短筒を隠し持っているからなんですかね?一番有力な説としては、写真を撮る前に寺田屋で襲撃された際に深手を負った右手を隠すためが理由だそうですが、諸説あり、本当のところは謎だそうです。でも、そこが竜馬の魅力のひとつになっているのかも知れません。

そして、見て下さい、桂浜のこの海!海水がエメラルドグリーンで、きらきら輝いています!

竜馬もこの土佐湾の海をを見て「日本の夜明けは近いぜよ!」と言ったかどうかはわかりませんが、やはり、ちょっと感慨深いものがあります。

この日は修学旅行生の学生さん達もたくさん来ていました。

12時30分、そろそろ桂浜を出発して再びMY遊バスで高知駅に向かい、途中「はりまや橋」で降りて、はりまや橋で記念撮影。

はりまや橋は「よさこい節」にも登場し、日本三大がっかり観光地でも有名です。平成10年に作り直されて、川は埋め立てられています。小さくてかわいい橋でした。かんざしを買っているお坊さんはどこにも見当たりませんでした。(そりゃ、そうだろ)

すぐ近くには、アンパンマン像と、うしろにはからくり時計があります。からくり時計は、朝から夜(9時から21時)の間、一時間ごとに動くそうです。残念ながら、タイミング悪く見られませんでした。

近くのはりまや橋交差点ではダイヤモンドクロッシングと呼ばれ、とさでん交通の路面電車がダイヤ型に路線上で交差します。また、3両の電車が重なりながら交差点を通過するトリプルクロスも見られることが出来るそうです。

そろそろお腹も空いてきたので、土佐に来たら食べて見たかった「藁焼きかつおのたたき」を食べに行こうと思います。お店にはここから歩いて「壱番街商店街」の中にある、「土佐ノ国二十四万石」にいってみます。

この壱番街商店街はアニメ映画「竜とそばかすの姫」にも出てきました。ここの商店街は本当に大きくて賑やかな商店街でした。その中を歩いて行くと中程に二十四万石の看板が見えてきました。

さっそく、お店に入って、「藁焼きのかつおのたたき」の塩のみと、タレと頼みました。

どちらも絶品でした。今まで食べて来たカツオのたたきは、何だったんだと思う味でした。

カツオのたたきと言えば、やはり日本酒でしょ!と、高知で日本酒と言えば、本場の「土佐鶴」でしょ!というわけで、さっそく頂きました。か~!うまし!ごちそうさまでした!

さて、お店をでてからは、この商店街の中を歩いて「高知城」に向かいます。途中、「ひろめ市場」という高知の食が集まっている市場があり、居酒屋さんもあるので、こちらで飲んでもいいと思います。

そして、10分くらい歩くと、高知城のお堀が見えてきました。鯉の主とおもうサイズがはんぱなく大きいです。

ちょっと、時間がなかったので、残念ながら城の中までは入れませんでしたが、外から写真だけ撮らせて頂きました。

「高知城」は、入場料(高知城天守・懐徳館・東多聞・廊下門)18歳以上は500円、18歳以下はなんと、無料です。

 高知城を眺めて、再びここから高知駅に戻ります。高知駅までは、MY遊バス乗車券を使って、こちらのとさでん路面電車に乗り、高知駅に帰ってきました。

高知駅前の広場には、土佐勤王党の坂本龍馬、中岡慎太郎、武市半平太3人の像「土佐三志士像」があり、絶好の写真撮影スポットがあります。三志士像はじつはウレタン製なので、台風が来る時は、倉庫に保管されるそうです。

この「三志士像」で写真を撮って、最初に行ったとさてらす(観光案内所)で撮った写真を見せたら、下のようなポストカードがもらえました。ラッキー!

高知駅からは、15時43分発の特急「あしずり7号」に乗り、窪川駅に向かいます。あしずり7号はすでにホームに入っていましたので、さっそく乗車します。

窪川駅で、こんどはラッピング列車の「かっぱうようよう号」に乗り換えます。

窪川駅から愛媛県宇和島までの区間を予土線といい四万十川に沿った沿線を「しまんトロッコ号」「鉄道ホビートレイン号」「かっぱうようよ号」などいろいろな楽しいラッピング列車が走ります。他にも「鬼列車」「すまいるえきちゃん号」「おさんぽなんよ号」などがあります。

そのうち観光列車でもある「しまんトロッコ号」のトロッコ車両は指定席制です。「四国グリーン紀行」の予約時に他の特急と同じようにあらかじめ予約することができますが、大人気で事前に早めに席を予約しないと、観光シーズンには取れないこともありますのでご注意下さい。

これから江川崎駅までは、このホビートレイン「かっぱうようよ号」で向かいます。

「かっぱうようよ号」の車内には、かっぱと一緒に写真が撮れる人形があったり、ショーケースには数々のかっぱのフィギュアなどが展示されていたり、かっぱの世界を満喫できる列車となっています。

本当は、この座席に座っているかっぱと仲良く写真を撮りたかったのですが、おじさんがずっと座っていて、なかなかどいてくれなかったであきらめました。(泣)残念!

列車は、割と空いていましたので、一番後ろに移動して、後方展望の動画を撮りました。四万十川や沈下橋を撮影してみました。

途中、明日も来る予定の「十川駅」の近くに「こいのぼり公園」があり、そこから四万十川の上に約500匹の鯉のぼりを泳がせる「鯉のぼりの川渡し」が4月の終わりから5月中旬頃まで見られます。山の上から谷まで続く500匹の鯉のぼりはさすがに圧巻です。

そして、今日宿泊する宿がある「江川崎駅」に到着しました。時刻は18時37分。江川崎は、2013年の8月に国内最高気温41度を記録したこともあります。真夏じゃなくてよかったです。

今夜宿泊する宿は、この山の中腹に見えるホテル「ホテル星羅四万十」です。ロケーションは良さそうです。

江川崎駅までホテルから送迎してもらえます。(要予約)ホテルについてから、さっそく温泉に入って、夕食です。しかし、うっかりして写真を撮るのを忘れてしまいました。ごめんなさい!(;^_^A なので、そのときのお品書きをご紹介します。料理は一品ずつ提供されました。一緒に頼んだ、この地方でしか味わえない「栗焼酎」が大変美味しかったです。

その晩は、近くにある「四万十天文台」にもいかず、早めに休むことにしました。

翌朝、天気は曇り。空気は澄んでいて、気持ちのいい朝です。なので、歩いて窓の下に見える四万十川のほとりまで散歩してきました。川まで行きは下り坂で楽でしたが、帰りは登りでなかなかいい運動でした。

もう、お腹は朝ごはんを食べる用意で万全です。そして、朝食は、こんな感じです。特にアマゴの開きは初めて食べましたが、珍味で美味しかったです。

ホテルを出発して、再び「江川崎駅」。これから10時42発「しまんトロッコ」に乗りたいと思います。う~ん。天気は今一つです。先程から雨が降ってきました。

ご覧のようにトロッコ車両のほうは雨のため、ビニールシートで視界が悪く、景色もあまり望めそうもありません。ちょっと残念。

でも、まあそれなりに走り出したら、普段とは違う体験ができて、楽しいです。まわりの人たちも喜んでいました。相方のた~ちゃんは、スマホで写真を撮りまくっています。

どうぞ、お楽しみに!

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この記事を書いている人

32年間の自営業を退職後、がん手術で入院。再び元気を取り戻してから、只今、気ままに各地を漫遊中。
《趣味》なんちゃって山歩き、乗り鉄初心者、自宅カラオケ。
《好きな物》クラフト地ビール、ドラクエシリーズ。
《特技》イラスト書き。
1959年生まれのアクティブシニア  神奈川県在住

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