リベンジ!東北最果て!津軽の雪は凄かった!続・青森県《前編》

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長時間の新幹線旅には、事前に楽しめるものを準備しておこう!

前回、東北の最果てまで行くぞ!と息巻いていたのですが、ちょっと中途半端で終わってしまったので、もう一度出直し旅ということで、2024年の冬、2泊3日でリベンジしてきました。

今回の旅はJR東日本が提供している「どこかにビューーン(説明動画)」

で、たまった「ビューカード」のJREポイントを使って申込みしたところ、まさか、なんと「新青森駅」が当たり、ラッキーなことに無料で東北新幹線往復指定席2人分をゲットすることができました! と、いうわけで今回の旅は新青森まで、これを利用しました。

東京駅からモバイルスイカでチケットレスで改札を通り抜け、意気揚々に12時20分発の新函館北斗駅行き「はやぶさ23号」に乗り込みました。新青森駅には15時29分に到着予定です。しかし、ここで、いきなりのアクシデント発生!

荷物を降ろし、コートを脱ぎ、座席に座っていた時、外国(たぶん香港)の親子連れの方が「ここは、私の席ではないか?」と、持っていたご自分のキップをこちらに見せてこられたのです。見せて頂くと、う~~ん?印刷文字がかなり小さくはっきり確認できないので、こちらも同じように「えきねっと予約画面」を撮ったスクリーンショットをお見せしました。

それでも、言葉がわからないようでしたので、車掌さんを呼ぶしかないと思い、グーグル翻訳で、「車掌さんを呼んで来ますのでお待ちください。」と言い残して、車掌さんを探してくることに。

ちょうど、デッキで車内販売の準備をされていた車内アテンダントさんに聞いてみると、「動きはじめだから、まだ車掌さんは1号車だと思います。」とのこと。

なので、8号車から1号車までぜいぜい言いながら、車掌さんを探しに新幹線の中を移動しました。

そして、1号車にいた車掌さんを見つけ、座席がダブルブッキングしていることを説明し、はぁはぁいいながら8号車に戻って確認してもらったところ、外国の方の方が席を間違えていたことが判明。

外国の方が私達に「ソーリー」とお詫びをして下さり、ようやくと自分の席に座ることができました。

う~~ん(;^_^A なんだか今回の旅も前途多難の予感がするなぁ・・・

まっ、気を取り直して東京駅で買った駅弁でも食べる事にするか。

駅弁は東京駅構内にある「駅弁屋 祭(まつり)」で購入しておきました。

「駅弁屋 祭り」には、全国の駅弁やいろいろなお酒やおつまみが購入できますので、あらかじめ、車内の食べ物や飲み物を買っておきましょう!

私のお弁当は「チキン弁当 デラックス」「東京クラフトビール」です。

「チキン弁当デラックス」は、発売から60周年を迎える「チキン弁当」の期間限定記念バージョンです。価格は1380円(税込)です。

付属のひもを引っ張ると、暖かくなりいい匂いが出てきて、食欲をそそります。

 

 チキン弁当の中身はこんな感じで、いつものチキン弁当より大変に豪華で、食べごたえがあります。

 

相方のた~ちゃんは、「神戸レモンステーキ弁当(1250円)です。これもおいしそうです。

しかし東京駅なのに、なぜに神戸の弁当?

「何を食べようと私の勝手でしょ!」「はい。すみませんでした~(;^_^A」

レモン弁当の中にはレモンの輪切りが。見てるだけで、口の中が酸っぱくなってきます。2人で高速で流れていく窓の景色を眺めながら、おいしく食べていると、あっという間に大宮駅。

しかし、ここでまたもや、第2のダブルブッキングが発生!

実は私達の席は3列シートになっており、先程の外人の方がいなくなったあと、私達の席の隣(通路側)が空席になっていたのですが、大宮駅から乗って来られた方が、この席に座り、買ってきた駅弁を食べ始めたのですが、なんと、私と同じ「チキン弁当 デラックス」ではありませんか!

こんどはチキン弁当かぶりです!

神戸牛を2つのチキンでとり囲んでます。あたりはチキン弁当のいい匂いが充満しています。

こんなこともあるんですね。

「ひょっとすると、もう一回くらいあるかも? 2度あることは何とかって・・」「まさか~~?! あはは・あは・はぁ・・・(;^_^A」と笑って話していましたが、まさか、このあと、本当に起こってしまうとは!

ところで、皆さんは新幹線に乗車するとき、どうしていますか?

新青森駅までは、片道3時間9分で結構な長時間となります。自称「乗り鉄初心者」の私は、ただ外の景色を眺めるているだけで、充分ご飯何杯でも食べられるのですが、人によってはゲームをしたり、音楽を聴いたり、本を読むとかで時間をつぶしてる方もいるかもしれません。

 

しかし、せっかく新幹線に乗るのですから、もっと新幹線のスピードをたのしみましょう!

そこで、もし、スマホをお持ちなら、現在の通過地点がどのあたりで、いま時速何キロぐらいなのかを、リアルタイムでわかることができるアプリ「新幹線スピードメーター(速度と車窓情報を教えます)」をインストールしておくと、より新幹線を楽しむことができます。

 

 また、地図アプリ「グーグルマップ」で自分の現在地ポイントが今どこで、それが、どんどんと移動していくので、見ているだけでも楽しいです。 

また、地図をスクリーンショットで撮っておくと、あとで「あのとき、ここまで行ったんだな~」と、思い出にひたることができます。

なので、こういった新幹線ならではの楽しみを準備して、乗車することをお勧めします。

そして、とかなんとか言ってるうちに「新青森駅」に到着しました!

いろいろあったので、思ったよりあっという間でした。

初めての「新青森駅」です。さすがねぶた王国、いたるところにねぶた飾りのオブジェがありますね。

 

 

このあと、新青森駅から奥羽本線で「青森駅」へ移動します。新青森から青森駅までは、たった一駅でわずか6分で到着です。

この一駅を移動するのが、あとで、大変なことになってしまうのですが、それはまだまだ先の話となります。

そして、青森駅に到着です。まだ4時過ぎだというのに結構暗いです。

遠くには青森のベイブリッジ「青森ラブリッジ」が見え、明日行く予定の青函連絡船の「メモリアルシップ八甲田丸」があります。「津軽海峡冬景色」でも歌われていたように、かつてはここからホームの先まで歩き、青函連絡船に乗船して、北海道に移動していました。そう思うと、だんだんと東北最果て感が出てきました。

さて、これから青森駅の外へ出て、駅から歩いてすぐの場所にある「ねぶたの家 ワラッセ」に行って見ます。

入場料大人620円です。

中に入って、順路を進むと賑やかはねとの掛け声が聞こえてきます。その先に進むと青森ねぶた祭りの映像が。その先に青森ねぶたの由来や歴史を知ることが出来るトンネルが続いています。

青森には三大ねぶたとよばれる青森ねぶた、弘前ねぷた、五所川原立佞武多(たちねぷた)があります。「秋田の竿燈まつり」もねぶたも、ルーツは同じなんですね。

青森ねぶたはこのワラッセに展示されているような、人型の山車と跳人が有名で、弘前ねぷたは扇形の山車、五所川原の立佞武多は20メートルを超える巨大な山車があります。

順路を進むと、広いホールに出て、そこに本物の迫力ある青森ねぶたの山車が展示されていました。

近くで見てみると、照明が明るく綺麗で、一体一体ねぶた職人さんがよく細かいところまで作りこんでいるのがわかり、見入ってしまいます。

 

ホールには大型スクリーンがあり「青森ねぶた祭り」の映像が上映されています。

そして、このあと17時過ぎからねぶた囃子演奏・はねとと囃子体験が始まりますので参加してみたいと思います。

最初は、お囃子の横笛と跳人はねとのお囃子に合わせて、けんけんして合わせてみますが、なかなか難しいです。

 

 

その時の動画がこちら↓(16秒)

カメラを撮影しながら踊ってみましたが、あれ?あれ?となかなか、みんなと合わず、リズム感がゼロなので、うまくいかず日頃の運動不足がたたり途中で息切れしてきたので断念。

でも、このあとの太鼓叩き体験のほうはうまく叩けたので良しとしましょう。

 

ワラッセ楽しかったです!

お陰で冬なのに青森ねぶたを満喫することが出来ました。

さて、つぎは本場の「津軽じょんがら三味線」を聞いてみたいと思い、この近くにある、津軽民謡ライブが聞け、青森の郷土料理が食べられることができる居酒屋「大福丸」に行きます!

 

実はここで、とうとう第3のダブルブッキングに遭遇してしまいます!!

次回をどうぞ、お楽しみに!

今回の旅は前編・中編・後編の三部作となり、この続きは次回「リベンジ!東北最果て!津軽の雪は凄かった!続・青森県《中編》」でお伝えします!

 

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この記事を書いている人

32年間の自営業を退職後、がん手術で入院。再び元気を取り戻してから、只今、気ままに各地を漫遊中。
《趣味》なんちゃって山歩き、乗り鉄初心者、自宅カラオケ。
《好きな物》クラフト地ビール、ドラクエシリーズ。
《特技》イラスト書き。
1959年生まれのアクティブシニア  神奈川県在住

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